自分を含めた純度100%の親友8人が各地から集まり、まるまる4日間を一緒に過ごした。
寝ている時間以外笑っていられた。
死ぬまで語り尽くされる思い出、墓場まで持っていかないと行けない思い出、数えきれない。
”君たちは本当に偉い。たいしたもんだ。”と新郎の父親が私たちの心を込めて語りかける。
愛、LOVE、という言葉を感じられる仲間達だ。自分の新しいプロジェクトにも何の抵抗もなく支えてくれる。
8人のうち7人はみな同級生である。その中に1歳年下の男が存在する。1番の古株、4歳の時から付き合いのある男だ。
幼稚園に同時に入学とすると思っていたやつが、その年に入学しなかった。その時に初めて年齢差がある事に気づく。その瞬間から彼は自分の弟分になった。
不思議に彼とは同じ、小学校、中学校、高校、大学へと進み、同じような時期を同じ場所で過ごした。
小学校5年生の時、父親の転勤で北海道に移り住み、また大阪にかえって来た時にはもう中学3年生になっていた。その後、同じ府立高校に進学し、自分はアメリカへ、彼はオーストラリアのタスマニア島に留学をした。Emailが普及していない時代。手書きの文通をしていた事を懐かしく思う。
そんな彼が今回の再開で自分に語った事が非常に印象的だった。
“それじゃ次はタスマニアに行かないと。今だから言うけど、タスマニアにいた時は毎日の様にマリファナ吸ってたよ。”
他の6人がポカンとしているのを横目に、彼はこう続く。
“留学中に北海道時代の友人が他界してしまって、その時本当に落ちこんちゃんじゃってさ、、、。そんな自分を心配したホストファミリーが薦めてくれたのがマリファナだったんだ。”
世界には医療用にマリファナを合法的に育てている農業地帯がいくつか存在するという。そのうちの一つがタスマニアであり、彼のホストファミリーはその栽培農家であったという。
マリファナに関しては大先輩だったことをこんな形で教えてもらった。
高校時代にこんな強烈な体験をしていたにもかかわらず帰国後この日本社会に適応した当時の少年に敬意をもった。
next destination は彼が多感な14歳を過ごしたタスマニアに決定した事は言うまでもない。
cannot wait…
amsterdamding
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2009
8人
2009
沈まぬ太陽
シラフ5日目。
久しぶりの羽田だ。2ヶ月間ほとんど日本のニュースをチェックしていなかった為、帰国時に機内で呼んだ新聞記事にはいろいろと驚かされた。
前回渡米した時は衆議院選挙の翌日だった事を覚えている。
左翼な鳩山政権になるんだろうなと思いながら出国した。
亀井のおっさんの無茶ぶり、日本航空再建、2ヶ月の間でいろいろな事があったようだ。
前にも述べたが、幼かったとき地元の友人はすべて日本航空の社員の御曹司君たちだった。
僕はクエートから来たんだ、僕はギリシャ、僕はアメリカのシカゴ、僕はザルツブルグ。
10歳ぐらいの時には世界地図と友人の出身国がインプットされていた。
今も親友として自分の周りにいる人間たちだ。
大人になってから読んだ沈まぬ太陽という小説。
これもまた日本で公開されて話題になっているという事を聞いた。
沢山の登場人物が昔、”おじちゃん” と呼んでいた人たちだったことに薄々気付き始めたことがあった。
タクシーで社宅に夜遅く帰って来て、EFというただの飛行機チケットを使い夏休みは皆、海外旅行に出かけていった。
そのせいで夏休みになると急激に友人が周りにいなくなるといった現象が起きていた。
自宅の引出しには世界中から友人がおみやげとして買って来てくたキーホルダーが今も眠っている。
そんな環境で育った自分は高校時代に入り、どうにかして自分の力で海外に行く術を身につけた。
また大学に皆が進学した頃になると、彼らの親は定年退職をし、みな飛行機はお金を払って乗るものなのだとやっと気付きだした。
”おい、今度パリに行こうと思うんだけだけど、飛行機のチケットはどうやったら取ったらいいだい?”
と真剣に聞いて来るのだ。
そんな親友のうちの一人が明日、沖縄で結婚する。
皮肉にも10年も前から自分はANAを使っている。
今の自分を育てた日本航空の再建に期待したい。
amsterdamding
2009
12時間
急いで家を出たせいだろうか?
持参した処方薬がサティーバのgreen crackである事に気がついた時にはすでに車はハイウェイ10を西方向に走っていた。
“サティーバスッタラネラネレンヨウニナルンチャウン”と妻がだめ押しをする。
“oh well, what the hell (まあええか)”と半分独り言のようにいいパイプにgreen crackを詰め始めた。
医療大麻が合法でも機内に大麻を持ち込む事は違法であるらしい。
小さな航空会社に勤めているシュチュワーデスの友達にそう教えてもらった事がある。
後、お酒と一緒で、泥酔した状態では飛行機にのらせてもらえないとも聞いた。
よっぽどの事がないか、オーバードーズしない限り、マリファナで泥酔する事はない。しかし、目の充血はさけられない事がある。
しかし、これから自分を待ち受ける12時間というフライト時間を考慮し、腰痛の痛み止めを打つ事にした。
ちょうど朝のラッシュアワーが過ぎたところか、高速道路はガラガラだ。
時速70マイルで走ってもらうだけで、世界が変わってしまう。
カーステレオからはcypress hill の lowriderが流れている。準備完了だ。
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オリジナルのレイバンレイファーラーで充血した目をカバーする。
セキュリティーも問題なく通過する。
YES, It’s time to fly.
